投稿日:2023年10月27日
物件の資料に、”都市ガス”や”プロパンガス”と記載されているのを見たことがありますか?
物件を探していく中で、「都市ガスが良い」「プロパンガスが良い」というこだわりがある方も多いかと思います。
では都市ガスとプロパンガスでは何が違うのでしょうか。品質でしょうか?費用でしょうか?
今回のコラムでは都市ガスやプロパンガスの特徴とそれぞれのメリットデメリットについてお話しします。
また、プロパンガスから都市ガスへの変更やガスからオール電化への変更は可能なのかということについてもご紹介します。
是非最後までご覧ください♬
供給方法:道路下のガス導管を通じて供給
料金:基本料金+従量料金(単位料金×ガスご使用量)
[どのくらいの料金がかかる?]
一般家庭の1か月あたりの都市ガス使用量は32㎥と言われています。
東京ガスの料金表を参考に計算すると、一般家庭の1か月あたりのガス料金は約5,230.72円となります。
(基本料金1,056円+従量料金⦅単位料金130.46円×32㎥⦆=5,230.72円)
□メリット
毎月の金額が安い
都市ガスは地下にあるガス導管から供給されるため、点検の際に一軒一軒お家をまわる必要がありません。
ガス供給のための人件費や配送費がかからない分、金額が安めの傾向にあります。
■デメリット
設置費用が高い
ガス導管を引き込むにあたって、公道からの距離や土地の形によって金額は変動しますが、おおよそ10万円∼20万円ほどかかります。
特に旗竿地等の土地の形に特徴がある場合は、その分公道までの距離が長くなるため費用も高くなってしまう傾向にあります。
供給方法:LPガスが入ったボンベを事業者が配送
料金:基本料金+従量単価(基本料金と従量単価ともに販売する店舗によって異なる)
[どのくらいの料金がかかる?]
一般家庭の1か月あたりのプロパンガス使用量は10㎥と言われています。
プロパンガス料金消費者協会によると、2023年8月時点の基本料金の平均は東京都で約8,073円となっています。
□メリット
災害時の普及が早い
プロパンガスは各家庭に直接供給される「分散型エネルギー」のため、配管が短く点検が簡単です。その為、災害発生時も短い時間で点検を行うことができ、都市ガスと比べ早く復旧することが可能です。
熱量が高い
都市ガスは1㎥あたり約11,000kcal/時なのに対し、プロパンガスは1㎥あたり約24,000kcal/時です。
都市ガスとプロパンガスでは2倍以上も差があるため、ガスの使用量が多い飲食店や工場などではプロパンガスを使用している所も多くあります。
■デメリット
金額が高い
プロパンガスは定期的にガスボンベの設置やメンテナンスが必要になります。その為、ガスボンベを配達してもらう必要があり、人件費や配送費などが含まれることから金額が高くなる傾向にあります。
結論、可能です。
ただし変更するには設置費用や機器の費用がかかります。
都市ガスからプロパンガスに変更する場合、給湯器やガスコンロなどの消費設備にかかる工事費用と配管を設置するための供給設備にかかる工事費用がかかります。また、プロパンガスは都市ガスに比べると販売店によって金額に差があります。その為プロパンガスに変更されたい場合はまず数社に見積もりを出してもらい、比較検討すると良いでしょう。
プロパンガスから都市ガスに変更に変更する場合、敷地内にガス導管を引き込むための工事費用とガス機器設置に費用がかかります。
引き込み費用は都市ガスのデメリットの部分でもご紹介しましたが、物件と公道までの距離や形によって異なり、約10万円~20万円ほどかかります。
ガスからオール電化に変更する場合、機体本体の費用と設置にあたっての工事費用がかかります。
中古戸建かマンションか、どの業者に設置を依頼するのかによって金額が変わりますが、中古戸建の場合、60万円∼100万円ほどかかります。中古マンションの場合、100万円前後かかります。さらにマンションの場合は電気温水器の設置や管理組合からの許可が必要になり、必ずできるというわけではないためよく確認しましょう。
今回、都市ガスとプロパンガスの特徴とそれぞれのメリットデメリット、ライフラインを変更した場合の費用についてお話ししました。
どのライフラインを使用していくのかは、それぞれの特徴を理解したうえで選択することが大切です。
また、万が一気に入った物件が希望するライフラインではなかった場合、"ライフラインを変更する"というのも一つの案です。
ハウスボカンでは、ご希望に沿った物件のご紹介のみならず、周辺環境やライフラインについてのご相談も可能です。
是非一度店舗にお越しいただき、ご相談ください。
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