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すまぐちくん

「賃貸」「持ち家」どっちがお得?それぞれの魅力をご紹介

投稿日:2020年02月05日

最終更新日:2025年06月19日

「賃貸」「持ち家」どっちがお得?それぞれの魅力をご紹介

住まいを選択するうえで、「賃貸」か「購入(持ち家)」か、迷っている方は多いと思います。一概に「賃貸」「持ち家」のどちらがいいのかという判断は難しく、人それぞれの価値観次第です。

私たちにとって「家」とは、生活の基礎となり、安らぎの場のような存在です。「賃貸」と「購入(持ち家)」それぞれの特徴をしっかりと把握したうえで、今後の生活をより良くするために、どのような住まいが一番ベストなのか、考えてみましょう。

今回は「賃貸」「持ち家」それぞれの魅力に迫ります。

  • 【基本比較】持ち家と賃貸の基本的な違い

    〇所有権の違い

    持ち家は自身の所有物となり、資産となります。しかし、経年劣化や周辺環境の変化により、購入時より資産価値が下がるケースもあるため、立地や将来の資産性も見据えて選ぶ必要があります。
    賃貸は所有権がなく、家賃を支払い続けても資産にはなりませんが、住居に対するリスクや負担が少ない点が特徴です。



    〇住み替えの自由度

    「子供が増えて手狭になった」「職場が変わったので近くに引っ越したい」など、家族構成や仕事の変化などに合わせて柔軟に住み替えがしやすいのは賃貸です。転勤・離婚・子どもの進学など急な環境変化があった場合でも、比較的スムーズに引っ越すことができます。
    持ち家の場合、住み替えの際には「売却」または「賃貸に出す」などの手続きや時間がかかることが多く、賃貸に比べて自由度は低くなります。



    〇修繕・管理の責任範囲

    賃貸の場合、通常の経年劣化や設備の故障は、基本的には貸主(大家や管理会社)が修繕費を負担します。しかし、借主側の過失によって修繕が必要になった場合は借主負担になることもあるので、事前に賃貸借契約書を確認することが大切です。
    持ち家の場合は、自分の住まいを自分で管理する必要があります。マンションでは管理組合が共用部分のメンテナンスを行いますが、室内についてはすべて自己責任になります。さらに、戸建てでは建物全体の管理・修繕を自分でおこなう必要があるため、将来に備え、貯蓄しておくことが大切です。



    〇居住期間やライフステージに応じた選択

    ライフスタイルによって向き不向きはありますが、比較的年齢が若い時は転勤や引っ越しの可能性が高いため、柔軟に対応できる賃貸で暮らすことが現実的になります。反対に、結婚や出産などライフステージの変化を機に長期的な住まいをご検討される場合は、持ち家を検討するタイミングと言えます。

  • 【経済比較】持ち家と賃貸の費用とコストの違い

    【経済比較】持ち家と賃貸の費用とコストの違い

    「賃貸」と「持ち家」を比較する際、決め手の一つになるのが、資金面です。
    家賃を払い続けることへの不安があっても、実際の費用差や必要な支出はイメージしづらいものですよね。現在のライフスタイルだけでなく、将来の教育費や万が一のリスクも考慮し、長期的な資金計画を立てましょう。

    -初期費用と毎月の支払い

    ■賃貸
    ~入居前~
    前家賃賃貸物件の契約時に、翌月分の家賃を支払う場合があります。
    敷金賃貸する際に、貸主に預けておく保証金のこと。退去時に、修繕費を差し引いた分の敷金が返金されます。
    礼金部屋を所有する貸主に対して、お礼の意味として支払うお金
    鍵交換費用防犯のために部屋のカギを交換するためのお金
    火災保険料火災や水漏れなど、損害補償するため、加入するもの

    ~入居後~
    家賃毎月の入居費
    管理費共益費月々に家賃とともに支払うお金
    更新料引き続き同じ物件に住む場合、契約の更新が必要になり、その際に、大家さんに支払うお金


    □持ち家

    ~入居前~
    ・手付金
    ・物件代金
    ・諸費用(住宅ローン諸費用/税金/司法書士への報酬/仲介手数料)

    ~入居後~
    ・固定資産税・都市計画税
    ・火災保険料・地震保険料

    ※マンションの場合は下記費用も必要です。

    ・管理費
    ・修繕費
    ・駐車場代

    持ち家の諸費用について、詳しくは下記コラムをご覧ください。




    -メンテナンスやリフォーム費用

    賃貸は経年劣化による修繕費用は貸主が負担しますが、大がかりなリフォームなどはできません。費用面の負担は少ないものの、自由度は制限されます。
    一方、持ち家ではライフスタイルに合わせてリフォームすることができますが、その費用はすべて自己負担です。特に戸建てでは外壁や水回りの設備交換などが定期的に必要となるため、長期的なメンテナンス資金を計画的に備えておくことが重要です。マンションの修繕積立金は、将来の大規模修繕に備えるための費用ですが、物件によっては積立金だけでは足りず、追加で費用を求められることもあります。



    -住み替え時のコスト・手間の差

    賃貸は退去時の原状回復費や違約金などの費用はあるものの、手続きがシンプルで比較的スムーズに住み替えができます。
    一方、持ち家は売却や賃貸に出す手続き、住宅ローンの残債処理や引越し先の住宅取得
    などの費用が発生し、手間も時間もかかります。

    賃貸と持ち家。それぞれメリット・デメリットとは!?

    住まいを考えるきっかけは、結婚や出産、転勤などのライフイベントが多くあります。そうした変化にあわせて、「こんな家に住みたい」という理想も膨らみますよね。
    ただし、メリットだけに目を向けるのではなく、デメリットも把握しておくことが大切です。
    次の表で、「賃貸」と「持ち家」それぞれのメリット・デメリットを確認してみましょう。



    《賃貸》

    メリット

    ・比較的引越しがしやすい
    ・住宅ローンを組む必要がない
    ・修繕費用などは家主が負担してくれることがある



    デメリット

    ・物件によって更新料が必要な場合がある
    ・家賃を払い続けなければならない



    《持ち家》

    メリット

    ・長期間暮らす場合は総コストが安くなる
    ・住宅ローンの控除を受けることができる
    ・自分の資産にできる



    デメリット

    ・自由にリフォームすることができない
    ・気軽に引越しができない
    ・メンテナンスやリフォーム費用がかかる

  • ◎持ち家と賃貸の選び方のポイント

    ◎持ち家と賃貸の選び方のポイント

    ✓ライフスタイルと将来の見通し

    転勤や転職の可能性など、将来の変化を見越して柔軟性を求めるなら賃貸、落ち着いた生活したいなら持ち家が選択肢になります。


    ✓ 経済状況と資金計画の立て方

    住宅ローンの返済計画や教育費、老後資金など将来にかかるお金も踏まえた資金計画をおこない、無理のない範囲で検討してくことが大切です。


    ✓家族構成と住環境の希望

    子育てや二世帯同居、老後の暮らしなど、家族の人数や年齢に応じた立地やのニーズも大切な判断材料になります。


    ✓地域・エリア選びと不動産の将来性

    持ち家の場合、通勤や通学、利便性だけでなく、資産としての将来的な価値を含めて検討する必要があります。


    ✓専門家の相談で後悔しない選択を

    インターネットの情報だけでは判断が難しいこともあります。不動産会社や住宅アドバイザーに相談することで、自分に合った選択がしやすくなります。

  • 「賃貸」「持ち家」それぞれを選択したリアルな声!

    「賃貸」「持ち家」それぞれを選択したリアルな声!

    実際に「賃貸」か「持ち家」かを決断した人のリアルな声を聞いてみましょう。

    ■賃貸
    ・就職や結婚したばかりで、これからライフスタイルが変化する可能性があるので、まずは賃貸で様子を見ることにした。
    ・売却などの手間がなくすぐに引っ越しができる。
    ・住みたいエリアに条件に合う売買物件がなく、賃貸物件を選んだ。

    ■持ち家
    ・同じぐらいの住居費でも、購入すれば資産として残すことができる。
    ・住宅ローン完済後は、住居費の負担が減り、安心感がある。
    ・その時のライフスタイルに合わせて、内装を思いのまま変えられる。

    現在「賃貸」にすることを決断した人の7割近くが、将来的には「持ち家」を検討しています。
    積極的に「賃貸」を選んだというよりは、仕事や家庭の事情により購入タイミングではないと判断した人が多いようです。

    ◎まとめ

    持ち家か賃貸、どちらが合っているかは、これからのライフプランによって大きく変わります。特に資金面については、人それぞれの状況によって最適な選択肢は異なります。
    インターネットの情報だけでは、何が一番ベストな選択なのか判断できないこともあり、一度プロに相談をすることでお客様の快適な暮らしを叶えるヒントになるかもしれません。

    是非一度お近くの店舗にお立ち寄りください。

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