投稿日:2020年02月06日
突然ですがみなさんは「建物状況調査」という言葉をご存知でしょうか。
中古住宅の売却検討時に前もって建物状況調査を行っておくと、実際に売買のお話が進んだ際にスムーズかつトラブルのない取引を行うことができます。
建物状況調査とはどのようなことをするのか、事前に行うとどのようなメリットがあるのかお伝えいたします。
既存住宅の基礎・構造・外壁などに生じている劣化・不具合の状況を国土交通省に認定されたプロの検査員が、目視・計測によって調査するものです。
売却する住宅を事前に調査し、品質を把握することで売主様にとっても買主様にとっても安心な取引が行えます。
以下の流れに沿って検査が行われます。
①現地調査
既存住宅インスペクションガイドラインに準じた検査を実施。
②検査報告
検査結果は詳細なチェックシートと現場写真で分かりやすくまとめてご報告。
→販売時や契約時の説明資料にもなります。
③認定保証
一定の基準を満たした住宅は既存住宅かし保険の適応を受けられます。
調査を行うことによってメリットがあるのは売主様だけではなく買主様にもございます。
<売主様>
①隠れた瑕疵を事前に把握し瑕疵担保責任を回避!
※瑕疵担保責任とは、中古住宅の売買にあたり、一般的に引渡しから3か月以内に見つかった隠れた不具合の補修など、売主が買主に対して負う責任のことです。
②検査済み物件として買主に対する安心のアピール!
差別化を図り、早期売却、希望の金額での売却の可能性をアップしましょう。
③検査報告書を用いた詳細説明で取引のトラブルを防止!
<買主様>
①税制特例が利用可能!
保険付保証証明書を活用し、住宅ローン減税や贈与税の非課税措置を利用できます。
②万が一の時でも安心!
予期せぬ雨漏りや給排水管の故障なども対応し、原因調査や仮住まいの費用も補償されます。
③リフォームの計画が立てやすい!
検査結果からどこを直さないといけないのか、いつ頃メンテナンスが必要なのかを把握できるためリフォームの計画が立てやすくなります。
建物状況調査を行うことで事前に問題を認識しその対応ができるため、売主様にとっても買主様にとっても安心できる取引となります。
調査を行わなくても売りに出すことはできますが、買主様が調査を希望された場合、契約までの時間が伸びる可能性があるため、事前に行うことをお勧めします。
詳しい内容につきまして一度お話させていただければと思います。ぜひお気軽にお問い合わせくださいませ。
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