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投稿日:2020年02月03日
最終更新日:2025年06月23日
不動産を売却する際、仮に希望通りの価格で売れたとしても、その金額がすべて手元に入るわけではありません。購入時と同様に、売却時にもさまざまな税金や手数料、手続きに関わる費用がかかります。
希望の手取り額になる売却金額を設定できるよう諸費用についてあらかじめ知っておきましょう。
不動産売却時にかかる代表的な諸費用は以下のとおりです。
費用項目 | 概要 | 相場目安 |
---|---|---|
印紙税 | 不動産の売買契約書を交わす際に必要 | 1万円(売却価格1,000万~5,000万) |
譲渡所得税(所得税+住民税) | 売却益が出た場合のみ課税 ※控除制度あり | 利益に応じて変動 |
仲介手数料 | 不動産会社に仲介業務を依頼した際に発生 | 売却価格×3%+6万円+税 |
登録免許税 | 抵当権抹消など登記手続きに必要 | 不動産1件につき1,000円 |
司法書士報酬 | 登記手続きの代理依頼時に発生 | 1.5万~2万円程度 |
測量費用 | 敷地の境界が不明確の場合に必要 | 20万~60万円 |
解体費用 | 古屋がある土地を更地にして売る場合に必要 | 100万~150万円程度 |
売買価格 | 印紙税額(軽減措置後) |
---|---|
500万円超~1,000万円以下 | 5,000円 |
1,000万円超~5,000万円以下 | 10,000万円 |
5,000万円超~1億円以下 | 30,000円 |
区分 | 税率 |
---|---|
短期譲渡所得 | 39%(所得税30%+住民税9%) |
長期譲渡所得 | 20%(所得税15%+住民税5%) |
【譲渡所得の計算式】
譲渡所得 = 売却価格 -(取得費 + 譲渡費用)
※取得費:購入価格+購入時の諸経費
※譲渡費用:仲介手数料や登記費用など売却時の経費
不動産売却を不動産会社に依頼した場合、売買が成立した際に仲介手数料が発生します。これは法律で上限が定められています。計算式は以下の通りです。
売却価格 | 仲介手数料の上限 |
---|---|
200万円以下の部分 | 売却価格の5%+消費税 |
200万円を超えて400万円以下の部分 | 売却価格の4%+消費税 |
400万円を超える部分 | 売却価格の3%+消費税 |
【仲介手数料の計算(売却価格400万円超の場合)】
仲介手数料=(売却価格 × 3% + 6万円) × 消費税
例)3,000万円で売却した場合
(3,000万円 × 3% + 6万円)×10% = 105.6万円(税込)
不動産を売却する際には、状況に応じてさまざまな登記手続きが必要となり、それに伴う費用が発生します。特に住宅ローンが残っている物件には抵当権が設定されており、売却前にその抹消手続きを行わなければなりません。あらかじめどのような費用がかかるのかを把握しておきましょう。
【抹殺登記費用の計算式】
不動産の個数 × 1,000円
例)土地1筆、建物1個の場合 不動産は2個なので、2,000円
特徴 | 相場費用 | |
---|---|---|
現況測量 | 土地の現況をそのまま図面化させる | 20~60万円程度 |
確定測量 | 隣接地の所有者立会いのもと、正確な面積を測り、境界を確定させる | 35万円~80万円程度 |
【解体費用相場】
100万~150万円前後
※木造2階建て住宅(30坪程度)の場合
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