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管理費?修繕積立金?分譲マンションでかかる費用と押さえておきたいポイントをご紹介

2023年12月16日

管理費?修繕積立金?分譲マンションでかかる費用と押さえておきたいポイントをご紹介

分譲マンション購入の際に物件価格と併せて確認したいのが、管理費修繕積立金
分譲マンションは戸建と違い、物件の価格だけでなく管理費等の固定費が毎月かかります。
今回のコラムでは、マンション購入後にかかる費用や押さえておきたいポイントについてご紹介します。

  • 管理費と修繕積立金とは

    管理費と修繕積立金とは

    ◎管理費
    共用部分の管理や維持に使用される費用のことです。エントランスホールや廊下などの共用部分の清掃費、エレベーターや監視カメラなどのメンテナンス費用などマンションを維持していくための費用として使用されます。
    また、その他にマンション管理を行う管理会社への費用や管理人の人件費などもあります。

    ◎修繕積立金
    建物や設備を維持するために定期的に必要になる修繕工事費用のことです。
    経年劣化によって外壁がはがれたり、配管設備が故障したりした際の修繕や共有部分のリフォームなどに使用されます。
    また、この修繕積立金をどのような場合に使用するかは国土交通省のマンション標準管理規約によって定められています。

    ~マンション標準管理規約~
    1. 一定年数の経過ごとに計画的に行う修繕
    2.不測の事故その他特別の事由により必要となる修繕
    3. 敷地及び共用部分等の変更
    4. 建物の建替え及びマンション敷地売却(以下「建替え等」という。) に係る合意形成に必要となる事項の調査
    5. その他敷地及び共用部分等の管理に関し、区分所有者全体の利益のために特別に必要となる管理

  • 管理費と修繕積立金の価格相場は?

    管理費と修繕積立金の価格相場は?

    ◎管理費
    
管理費はそれぞれのマンションの管理規約で定められています。さらに、同じマンション内でも区分を所有する面積(専有面積)ごとに管理費は異なります。
    管理費は総戸数で割るため、大規模なマンションほど管理費が安くなる傾向にあります。しかし、タワーマンションほどの規模になると、通常のマンションよりも共有部分や設備など充実度が高いため、管理費も高くなる傾向にあります。

    では一般的に管理費の価格相場はどのぐらいなのでしょうか。
    国土交通省の「平成30年度マンション総合調査」によると、地域別の管理費の平均価格が下記になります。
    地域ごとに管理費は異なり、この中で最も高い北陸・中部と最も低い中国・四国を比べるとその差は約2,000円ほどになります。

    《地域別1戸当たりの管理費用》
    北海道   15,190万円
    東北    16,550万円
    関東    16,096万円
    北陸・中部 16,947万円
    近畿    16,240万円
    中国・四国 14,590万円
    九州・沖縄 15,057万円



    ◎修繕積立金
    修繕積立金も管理費と同じく、マンションの管理規約で定められています。
国土交通省の「平成30年度マンション総合調査」によると、地域別の修繕積立金の平均価格が下記になります。
    管理費同様、修繕積立金も地域ごとに差があり、最も高い北海道と最も低い中国・四国を比べるとその差は約4,000円ほどになります。
    また、修繕積立金は大規模な修繕を行った後は価格が上がることがあります。特に大規模なマンションや設備の充実したマンションはその分修繕費用もかかります。

    《地域別1戸当たりの修繕積立金》
    北海道   14,206万円
    東北    11,739万円
    関東    14,421万円
    北陸・中部 11,421万円
    近畿    11,537万円
    中国・四国 9,948万円
    九州・沖縄 11,804万円

  • 押さえておきたいポイント

    押さえておきたいポイント

    ■管理費・修繕積立金は適正価格か
    価格を確認する際、つい"高すぎないか"ということだけに注目してしまいがちですが、安すぎる場合も注意が必要です。管理費も修繕積立金もマンションを管理・維持する上で必要不可欠な費用です。
    適正な金額が集められていないと管理が行き届かず、マンションを維持することが難しくなります。
    そのため、マンションの管理内容と価格を比較して適正価格であるかを確認することが大切です。

    ■管理内容を確認する
    マンションによって管理内容は異なります。
    特にタワーマンションは24時間コンシェルジュが駐在していたり、屋内プールやBBQスペースがあるなど設備が充実していますが、その分管理費が高くなってしまいます。
    タワーマンションに限らず、どのマンションを購入する時も”自分にとって必要な管理・設備内容なのか”を購入前にしっかりと調べることをおすすめします。

  • まとめ

    まとめ

    今回のコラムでは、マンション購入後にかかる費用や押さえておきたいポイントについてご紹介しましたがいかがでしたでしょうか。
    物件価格の他にかかる、管理費や修繕積立金はマンションの管理内容や設備によって異なります。その為、”マンションにあった価格なのか”ということに気を付けて検討することが大切です。

    ハウスボカンでは、物件のご紹介だけでなく物件選びをする上で気を付けたいポイントなどノウハウをお伝えさせていただきます。
    お客様がより良い不動産探しができるよう、ハウスボカンのスタッフよりお手伝いさせていただきたく思います。
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