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すまぐちくん

定期借地権ってなに?定期借地権付き土地を詳しく解説!

2020年12月11日

定期借地権ってなに?定期借地権付き土地を詳しく解説!

不動産探しをしていると、「定期借地権」や「定借」と言葉を見かけることはありませんか?
定期借地権の物件は一般的に相場よりも低い価格で取引されるため、ポータルサイトで見た時は「お買い得!」と思う方もいらっしゃると思います。しかし、定期借地権の物件は一般的な物件とは大きく違うポイントがあるので、価格だけを見ず、その内容を理解しておくことが大切です。

まずはじめに定期借地権とは、決められた期間、土地を借りることができるという権利です。借地権のついた土地の上には、自己所有物の建物を建設することができます。土地は借りているもの、建設した建物は自分の所有物という状態になります。

では、定期借地権はどのような種類、メリット・デメリットがあるのでしょうか?
メリット・デメリットをお伝えした上で、どのような方に向いているのかお伝え致します!!

  • 定期借地権の種類

    定期借地権の種類

    定期借地権には3種類あります。
    まずは定期借地権の種類についてご紹介させて頂きます。

    ■一般定期借地権
    借地権の存続期間を50年以上とし、契約期間の延長のない借地権です。定期借地権の中でも、一番長く土地を利用できる借地権になります。契約終了時には、土地を更地に戻して地主に返還する必要があります。
    一般定期借地権には、利用目的の制限が設けられていない為、居住用だけでなく事業用としても利用することが可能です。

    ■建物譲渡特約付借地権
    借地権の存続期間を30年以上とし、契約終了時に地主は借地人が建てた建物を買い取ることで権利が消滅する借地権です。契約終了時には、借地権が消滅し建物の所有権は、地主に引き継がれることになります。建物譲渡特約付借地権では、建物の譲渡を行われるのは30年以上後になりますので、その間に借地権の所有者が変わる可能性があります。
    トラブルを避けるためにも、建物の仮登記を行い、契約書などの書面も残しておく必要があります。

    ■事業用定期借地権
    事業用定期借地権とは、借地権の存続を10年以上50年未満とし、居住用ではなく事業として土地を利用する借地権です。建物の用途が事業用に限られるため、利用者が限られます。
    契約終了後には、建物を取り壊し、更地の状態にして地主に返還する必要があります。

  • 定期借地権土地のメリット・デメリット

    定期借地権土地のメリット・デメリット

    期限が定められた定期借地権付きの土地は、メリット・デメリットがあります。
    ここでは、メリット・デメリットをお伝え致します。

    【メリット】
    ■土地の価格が安い
    定期借地権付きの土地の最大のメリットは、土地の価格が安いことです。
    保証金、権利金など、一時的にお金を支払うことになりますが、所有権付きの土地より安く購入することができます。

    ■税金がかからない
    定期借地権付きの土地を購入した後は、土地に関する固定資産税と土地計画税の負担がかからない。
    固定資産税や都市計画税はあくまで土地の所有者に対してかかります。

    【デメリット】
    ■地代が必要
    定期借地権付き土地は、毎月地主の方に地代を支払うことになります。
    また、土地の価格が上昇する時には、地代も値上がりする可能性があります。

    ■建替えやリフォームする場合は地主の許可が必要
    建物に対しての所有権は自分ですが、建替えや大規模なリフォームを行う際には、地主の許可が必要となります。
    また、建替えやリフォームの内容によっては地主への支払いが必要が発生する可能性もあります。

  • 定期借地権付き土地はどのような方に向いている?

    定期借地権付き土地はどのような方に向いている?

    定期借地権付きの土地は、定期借用期間が定められている為、自己所有物にして長く住みたいといった方にはデメリットになってしまう物件です。
    定期借地権がついた土地は、どのような方に向いているのでしょうか。

    ・初期費用をおさえたい人
    自己資金が少ない人でも定期借地権付きの物件であれば、初期費用が安く済むケースが多いです。
    ・好立地な物件を探している人
    定期借地権付きの物件は好立地に建っていることもしばしば。好立地なうえに一般的な物件に比べ相場より安いケースが多いため、地方から転勤で都市部に出てきている方が購入される場合も。
    ・家を相続させるつもりがない人
    子どもを持たない世帯や、子どもがいても相続をさせる予定がない場合、住める期間が決まっている定期借地権付きの物件が向いている可能性もあります。

    このように、期間が決められていることがメリットになる方もいます。

    ご自分の環境や将来を考えて、検討しましょう!!

  • まとめ

    まとめ

    今回は、定期借地権付きの土地についてご紹介しました。

    定期借地権付きの土地は、借地期間が定められていますので、購入を検討される際には期間などを確認する必要があります。
    また、借地期間だけでなく、ランニングコストとして掛かってくる地代についても確認し、建物代金も含めて資金計画に合ってくるかも確認しておきたい所ですね。その際は土地の固定資産税・都市計画税がかからないことも踏まえ、資金計画を行い、借地期間が終わった時にどれだけ手元に残りそうかまで計画できるとベストです。

    今回ご紹介した定期借地権付きの土地のメリット・デメリットをふまえ、ご自身の家庭の環境と照らし合わせて、購入の選択肢に入るのかをご検討ください。

    一度ご来店頂きますと、お客様に合った物件のご提案をさせて頂く事が可能です!
    自分には、どのような物件があっているのか、将来に向けてどのような物件を購入するべきかなどといったご相談などにもお答えします。

    住まいの購入は、人生においてとても重要な選択になりますので、ぜひ一度弊社の店舗へお越しくださいませ!!

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