投稿日:2020年01月19日
夢のマイホームを購入するにあたり、多くの方が疑問や不安を抱く「お金」事情。
「自分はいくらまでの物件を購入できるのだろう」「購入したあとに支払で生活が苦しくなったらどうしよう」と多くのお客様がこのような不安を抱えて相談に来られます。
まずは住宅ローンの違いや予算についてしっかりと押さえ、無理のない購入予算をどうように決めるかを見ていきましょう。
住宅を購入する際、ほとんどの方が住宅ローンを利用します。
住宅ローンの種類や仕組みを理解したうえで、自分にあった住宅ローンを選びましょう。
また、住宅ローンといっても仕組みや種類は様々です。住宅ローンの種類、金利タイプ、返済タイプを把握しておきましょう。
【住宅ローンの種類】
住宅ローンの種類は大きく分類して、3つのタイプがあります。
■民間融資
変動金利や固定金利を中心に各金融機関が、多数の住宅ローン商品を用意。銀行以外にも、保険会社などが取り扱う民間融資もございます。
■公的融資
財形住宅融資は勤務先で財形貯蓄を1年以上行い、かつ残高が50万円以上ある人が利用可能です。
■協調融資
フラット35は住宅金融支援機構と民間金融機関との連携で行われる融資。借入時に決められた金利がずっと適用される「長期固定金利」が特徴です。
【金利タイプ】
住宅ローンの中でも最も気になるのが金利ですよね。
同じ金融機関でも金利タイプによって適応される金利も、将来の金利に対する影響度、総返済額も変わります。
金利のタイプは大きく分類して2つあります。それぞれの特徴をあらかじめよく理解しておくことが重要です。
■固定型
借入時から完済時まで金利が変動しないタイプです。
毎月の返済が安定しますが、変動型より金利が高くなります。
■変動型
一般的に固定型より金利が低く、毎月の返済額を少なくできるのが特徴です。
変動型の金利は半年毎に見直しが行われるのが一般的です。ただし、金利の変動により半年毎に返済金額が変わるということではありません。返済額は5年毎に見直されるのが一般的です。
※実行金利は申し込み時点ではなく、融資実行時点で決定する銀行もあります。金利がどのタイミングで決定するのか、確認しておくとよいでしょう。
【返済タイプ】
住宅ローンの返済タイプには2種類ございます。返済終了までを見据え、収入やライフプランを考慮した返済方法や借入期間を選択しましょう。
■元利均等返済
毎月支払う返済額が一定の返済方法
■元金均等返済
毎月支払う返済額のうち、元金の額が一定となる返済方法
簡単に住宅ローンについて説明致しました。
ローンの種類や、返済タイプなど、考慮する点はたくさんあります。
まずは不動産会社や銀行で住宅ローンの相談を行い、毎月の支払い金額がどれくらいであれば余裕をもって返済できるかを把握しましょう。
住宅ローンには住宅購入前に、どれくらいの金額までなら住宅ローンを利用できるかを審査してくれる「事前審査」という制度もあります。どれくらいの金額まで借りれるかを把握できれば、物件探しの目安にもなりますので、オススメです。
物件を購入する際には手付金を支払うのが一般的で、その相場は物件金額の5~10%と言われています。
手付金を現金で支払えば、住宅ローンで借り入れる金額を抑えることができ、毎月の支払額も抑えられます。しかし手付金を多く払えば良いというものではありません。
手付金を現金で多く支払い過ぎてしまうと、「お子様の教育費用」や万が一の事態があった時に備えられません。
手付金は貯蓄から「住宅購入後に備えるお金」を差し引いた額にするのがベストです。
それでは、「住宅購入後に備えるお金」はどのようなものがあるのでしょうか。確認していきましょう。
①入居費用
物件の種類や規模によって異なりますが、一般的な新築住宅で、必要最低限の家具を購入すると50万円程度が目安となります。
②生活予備費
病気やケガ、災害などがあった際、すぐに現金が必要になる事態も多いです。
目安として3ヵ月~1年分を生活予備費として用意しておきましょう。
③将来のための貯蓄
お子さまの教育費や家の修繕・リフォーム費用など、将来のご家族の暮らしのために別で貯蓄をしておきましょう。
実際にどれぐらいの金額が不動産購入の際に必要となるのでしょうか。
家庭によって、どの程度住宅ローンの返済に充てられるかは様々です。
今の収入で、自分に合った「買える金額」をシミュレーションしてみましょう。
買える金額は「自己資金+住宅ローン借入可能額」で決まります。
STEP①頭金として使用できる額を把握しよう!
頭金とは、物件価格のうち、購入時に現金で支払うお金のことです。
頭金が多いほど、住宅ローンの借入額を少なくし、返済の負担が軽減されます。
万が一の時に備えた貯蓄のためのお金を残して、頭金の金額を検討しましょう。
手持ちの現金 -(購入諸費用 + 生活予備費 + 将来のための貯蓄)= 頭金
STEP②毎月の返済可能額を計算しよう!
■毎月の返済可能額
現在の家賃 + 不動産購入のための毎月の貯蓄額
■ボーナス時の返済可能額
ボーナスの年間手取り額 - 手元に残したい金額
STEP③金利タイプを選択しよう!
「固定型」と「変動型」から選択しましょう。
STEP④住宅ローン早見表から借入可能額を確認しよう!
STEP②で求めた「毎月の返済額」と「ボーナス時の返済額」が交差する金額を下図で確認しましょう。
返済期間は65歳完済を目安として選択してください。
STEP⑤今の金額で購入できる金額とは!
頭金 + 住宅ローンの借入可能額 = 今の給料で購入できる額
今回算出した金額は、ローン審査をした際に借りられる金額を保証したものではなく、あくまでシミュレーションで、目安の金額となりますので、ご注意ください。
不動産購入の際は、資金計画がとても重要です。
資金計画には、物件価格、物件の諸費用、住宅ローンの知識、現在の年収や借入状況など総合して考慮する必要があります。
不動産会社では、お客様に合った金融機関のご提案やご紹介もさせて頂いておりますので、是非一度ご相談ください!資金計画を一緒にたて、無理のない計画で、マイホームの夢を叶えましょう!
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