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すまぐちくん

家を買う時にまず行うことは?知っておきたい購入までの流れを解説!

投稿日:2024年09月20日

家を買う時にまず行うことは?知っておきたい購入までの流れを解説!

家の購入は人生でそうたくさん経験することではないので、わからないことがたくさんあるかと思われます。
また予算も高額になってくるため、その時の思い付きで進めていくと失敗や後悔をする可能性があります。

家の購入検討し始めた時は、まず入居までの流れをしっかり見通して資金計画や事前準備をすることがとても重要になってきます。

今回のコラムでは、後悔しない家の購入をするために抑えておきたいポイントとなる基礎知識をご紹介します。
家の購入を検討し始めた方はぜひ一度ご確認ください!

  • 購入するタイミングを考える

    購入するタイミングを考える

    ■年齢から考える
    初めて家を買うときは、何歳頃に購入するべきか迷う方もういらっしゃると思います。
    年齢からみた家を買うタイミングは、平均で30代後半~40代前半です。
    令和元年度住宅市場動向調査の最新のデータによると、30代のタイミングではじめて家を購入したという人が最も多いです。
    また、家の種類によって年齢に下記のような差があります。
    ・新築戸建住宅→36.8歳
    ・注文住宅→39.1歳
    ・中古戸建住宅→42.8歳
    ・中古マンション→44.8歳
    家を購入する年齢は住宅ローンの仕組みと深く関係しています。
    多くの住宅ローンは返済期間が最長で35年となっているので、ある程度収入の見込みがある定年の65歳までに完済するとしたら、30代前半までに家を購入しておくのが安心です。

    ■年収から考える
    年収は家を買うための資金計画をするうえで重要なポイントになってきます。
    令和元年度住宅市場動向調査の最新のデータによると、世帯年収平均700万円前後のタイミングではじめて家を購入したという人が最も多いです。
    家を買うときは住宅ローンを組む人がほとんどです。住宅ローンの審査では、年収だけでなく、返済額とのバランスがチェックされます。
    一般的に無理のない返済比率は20~25%と言われており、これは現実の適用金利よりも金利上昇を見込んで高めに設定された銀行の審査基準に似た金額になります。
    無理せずローンを返済するためにまずは現在の年収を正しく見積もっておく必要があります。

    ■ライフステージから考える
    結婚・出産・転職・子供の進学などのタイミングで家の購入を検討される方は少なくはありません。
    家族構成や生活様式が変わると今まで住んでいた家では部屋数が少なくなったり周辺環境に求める条件なども変わってきます。
    ここではライフステージごとにみた特徴をご紹介します。

    結婚
    一人で生計を立てていたのが結婚をすると二人になります。収入や支出も変わってくるので二人とも働いている場合は住宅ローンが借りやすくなったり、購入する家の選択の幅が広がります。
    出産
    出産をするとそれまで足りていた部屋数が足りなくなり、周辺環境にも気を遣うことになります。それまでの家探しとは全く違う視点で家探しをすることになるので、このタイミングで賃貸ではなく購入を検討する方もいます。
    子供の進学
    子供が進学すると家探しでポイントになってくるのが通学でしょう。なるべく子供の通学の負担を減らすべく、学校の近くに家を買い、スムーズに通学できるような場所に家を買いたいという方はこのタイミングで家の購入を検討されます。
    転職/昇進
    昇格や転職による収入の増加は家の購入における重要な動機の一つです。
    収入が増えることで金融機関からの信頼が高まり住宅ローンが借りやすくなります。このタイミングで家の購入を検討することで住宅ローンの返済計画も立てやすくなります。

  • 予算の種類を決める

    予算の種類を決める

    ■家の購入に必要な費用を把握する
    家の購入をするとなると「物件価格」だけを考えがちですが、そうではありません。物件価格のほかに購入手続きにかかる諸費用や、購入後にかかってくる固定費などもあります。家の購入にかかる費用の全体像を把握しておくことが後悔しない家探しへと繋がります。
    購入時にかかるお金
    家の購入時にかかるお金は頭金住宅購入にかかわる諸費用の2種類があります。頭金とは物件価格のうち一部を先払いしてローン総額から差し引くために使うお金のことです。つまり頭金を多く払えば住宅ローンの返済額を下げることができます。一般的にみると物件価格の10%前後を頭金として用意することが多いです。
    また住宅購入時には、住宅ローン借入費用や手付金、不動産購入にかかる税金などの諸費用がかかってきます。諸費用については新築物件の場合物件価格の3~7%、中古物件では物件価格の6~10%くらいは一般的にかかってくるということは把握しておく必要があるでしょう。

    購入後にかかるお金
    家の購入後にかかるお金は住宅ローン返済家の維持・管理費の2種類があります。住宅ローン返済は返済終了時まで毎月支払わなければなりません。住宅ローンの返済期間は一般的には最長で35年です。この期間内で自分に合った返済計画を立てることがポイントです。また、家を買うと毎月の支出は住宅ローンが大部分を占めるイメージですが、住まいを維持していくためにもお金がかかります。例えば、固定資産税や都市計画税、マンション購入となると管理費や修繕積立金もかかってきます。戸建の場合でも長い目で見れば劣化はつきものです。その時のために家の購入時からしっかり備えておく必要があります。

    ■ローンの返済計画を立てる
    人生で一番高い買い物と言われる家の購入には住宅ローンを組む方がほとんどです。住宅ローンを組むときは現実的で無理のない返済額の目安を知っておかなければ、せっかく購入した家を手放したり、返済に苦しんだりしてしまう可能性もあります。下記コラムを参考にして住宅ローンについての基礎知識を知っておきましょう。



    住宅の種類を決める


    ■一戸建てとマンションの違い

    種別

    特徴

    一戸建て

    【メリット】
    ・管理費・修繕費がかからない
    ・増改築や修繕が自由
    ・ペットや生活音のトラブルが少ない
    ・駐車場代がかからない
    【デメリット】
    ・セキュリティが整っていない
    ・家を維持するための費用が発生
    ・修繕などが何が起きても自己管理

    マンション

    【メリット】
    ・セキュリティが優れている
    ・設備や管理面が整っている
    ・耐火性に優れている
    【デメリット】
    ・増改築が自由にできない
    ・騒音に気を使う必要がある
    ・駐車場代がかかる
    ・上下階とのトラブルが発生しやすい



    ■新築と中古の違い

    種別

    特徴

    新築

    【メリット】
    ・最新設備がそろっている
    ・傷や痛みが少なく、修繕費用を抑えられる
    ・購入時や入居後の税金が割安
    ・アフターサービスが充実
    【デメリット】
    ・価格が高い
    ・入居までに時間がかかる
    ・入居後に発生するリスクを事前に知れない

    中古

    【メリット】
    ・価格が安い
    ・リノベーションで自分の好みにカスタマイズができる
    ・希望の立地条件に合った物件が見つかりやすい
    【デメリット】
    ・設備が古く、不具合が出やすい
    ・耐震性に注意が必要
    ・住宅ローンを組めない可能性がある



    ■注文住宅と建売住宅の違い
    注文住宅・・・土地を購入してから、または既に持っている土地を、自由に設計して建てる住宅。
    建売住宅・・・土地とセットになっている竣工済みの住宅。

    種別

    特徴

    注文住宅

    【メリット】
    ・好みの物を自由に選んで唯一無二の家を作ることができる
    ・建築中の様子を見れる
    ・建築会社が自由
    ・家を建てる場所が自由
    【デメリット】
    ・打ち合わせ回数が多く、手間と時間がかかる
    ・購入前に実物を確認できない
    ・こだわりすぎると予算が高くなる

    建売住宅

    【メリット】
    ・入居までが早く手間がかからない
    ・完成後を見ることができるのでイメージ通り
    ・土地と建物をまとめて購入するので手続きがわかりやすい
    【デメリット】
    ・自由度が低い
    ・同じような家が建ち並ぶため個性を発揮できない
    ・郊外にあることが多い

  • 土地・物件の選び方

    土地・物件の選び方

    ■地域の交通アクセス生活環境を考慮する
    土地選びには生活スタイルや家族構成によって求めるものは違うことが多いですが、「毎日を快適に暮らせそうか」「家族の生活スタイルに合っているか」という点を見極めなければいけないことは共通しています。
    ここでは、土地選びの上で代表的な生活施設と、交通アクセスと、子育て環境との3種類に分けて説明していきます。

    生活施設
    周辺にスーパーなどの商業施設があると食料や日用品の買い物にとても便利です。その施設が夜遅くまで営業しているのかという営業時間も重要な着眼点です。また急な病気になった時にすぐに対応していただける医療施設や日常でよく利用する郵便局や銀行の有無も土地選びには欠かせないポイントです。

    交通アクセス
    電車で通勤する人は職場へのアクセスしやすいか、乗り換えの有無、朝晩の運行状況を確認しておきましょう。
    車や自転車で通勤する人は、周辺の交通量や駅の周辺の駐車場の空き状況を確認しておくといいでしょう。また、通勤のしやすさだけでなく仕事帰りに買い物をできるような場所が駅周辺にあるかといったところも見ておくと土地選びの材料になります。

    子育て環境
    お子様がいるご家庭やお子様を将来的に考えているという夫婦は、子育て環境も重視した土地選びが重要になってきます。周辺に保育園や幼稚園があるか、そこの空きはあるのかをまず確認するとよいでしょう。また、公立の学校に通わせるとなると、「学区選び」はお子様にとっていい環境なのかを判断するうえで重要なポイントになる方も少なくありません。周辺の教育施設を考えながら土地選びをすることで安心してお子様の成長を見届けることに繋がります。

    ■周辺環境の将来の成長性を考える
    周辺環境を確認すると同時にその将来性についても確認しておくことが大切です。
    例えば、住み始めてから大きな商業施設やパチンコ、飲食店など生活に支障があるほどの騒音や異臭がある施設が建つ可能性もあります。
    この将来性を確かめるためには「用途地域」がキーワードになってきます。建てられる建物の大きさや種類は「用途地域」ごとに決められているので自分が検討しているエリアがどの用途地域に該当しているかで将来性を見据えやすくなります。



    ■土地の形状や日照条件を確認する
    土地選びをする際に気を付けたいポイントとして、周辺環境環境だけでなくその土地の形状や、日照条件もあります。
    形状については、土地に高低差がないか、除雪や駐車などに不便な旗竿地ではないかの確認は特に重要です。
    また、日照については、イメージとして「南向き」がいいと思われがちです。しかし、「北向き」にも「南向き」にもどちらにもメリットはあります。

    北向き・・・南向きより価格を抑えられる。直射日光がは入らないため、夏は涼しくインテリアなどが傷みにくい
    南向き・・・日照時間が長く、限られた土地の広さでも南側の日当たりが確保できる

    ■希望条件を明確にし、不動産情報サイトや不動産会社を活用する
    はじめての物件探しの時はまず何から始めていいかわからないという方がほとんどでしょう。
    物件を購入するときにまず大切なのは「希望条件を明確にする」ことです。物件数は無限にあるのでこれまでのポイントを参考にして自分が理想とする物件の希望条件を細かくリストアップすることが大切です。
    いくらプロの不動産会社であってもお客様からの要望を聞かないと、希望に合った物件を紹介するのは難しいです。希望条件を明確にしておくことで、不動産会社や情報サイトで物件を探そうとするときに自分の要望に合った物件の紹介を効率的にかつスピーディーにしてもらえやすくなります。

  • まとめ

    まとめ

    今回のコラムでは、家を買うときに知っておきたいポイントや購入までの流れを解説してきました。

    人生で一番高額な買い物と言われる、家の購入には絶対後悔したくないと思う方がほとんどではないでしょうか。
    家の購入で重要になってくるポイントや必要なものを事前に知っておくことで家の購入をスムーズに進めやすくなります。

    弊社では、物件探しだけでなく資金計画についてのご相談も承っています。現在家の購入を検討している方だけでなく、将来的に検討している方も「今後の参考のため話を聞いておく」ことも可能です!ぜひお気軽にお問い合わせください!

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