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【住宅ローン】 みんないくら払ってる?月額返済額の平均から適正な借入額の決め方や注意点まで解説

2024年02月17日

【住宅ローン】 みんないくら払ってる?月額返済額の平均から適正な借入額の決め方や注意点まで解説

「そろそろ家を購入したい!」とマイホームへと憧れを持つ方は多いかと思います。ただ、そんな時悩みとして生まれるのは「お金」の事ではないでしょうか。

今回は物件購入時に欠かせない住宅ローンについてご紹介します。
月額返済額の平均値や最大限まで借りた場合の注意点などもお話します。是非ご覧ください。

  • 住宅ローンの平均返済額

    住宅ローンの平均返済額

    ■ 月々の平均返済額
    まず最初に住宅ローンの平均返済額についてご紹介します。
    住宅ローンの月々の返済額は、国土交通省の「令和2年度住宅市場動向調査報告書」によると、月々の平均額は上記の図の通りです。
    新築戸建(建売)と中古マンションとでは月々の返済額が2.6万円の差があるように物件の種別によって住宅ローンの返済額も大きく変動します。

    ■物件購入時の年収平均
    物件購入時の年収は約300~600万円の方々が多い割合を占めています。 しかし、単独の年収が300万円未満で家を購入するというのは厳しく、家を買う目安の年収は350 万円以上となっています。また上記金額は、首都圏や地方など住むエリアによっても変動します。

    ■住宅ローンの返済期間
    住宅ローンの平均的な返済期間は、25~30年程とされています。最長では35年ですが、35年かけずに完済する人が多いのが現状です。 完済時の年齢に上限があるため35年のローンが組めなかったり、資金に余裕があるときに、繰り上げ返済する人が多いことが理由に挙げられます。 新築は中古よりも高額であることから、返済期間が長くなる傾向があります。同じ条件のローンでも返済期間が10年違うと毎月の負担は大幅に変わりますので、予算を決める際は何年で支払いを完了させたいのかも考えましょう。

  • 自分に合った返済額の決め方

    自分に合った返済額の決め方

    ■収入を考慮した借入額の計算方法
    借入額の計算方法には①年収倍率②返済負担率の2種類あります。

    ①年収倍率
    年収からすぐに借入可能額を算出できる考え方です。
    借入額÷年収で算出されます。
    例として、年収1,000万円の人が4,000万円の住宅の購入を検討する場合、年収倍率は4,000万円÷1,000万円=4倍となります。
    一般的に年収倍率が5倍であれば無理なく返済可能と言われています。

    ②返済負担率
    収入に占める年間の返済額の割合のことであり、「返済比率」とも呼ばれます。
    年間のローン返済額÷年収×100=返済負担率(%) で算出されます。
    例として、「年収500万円」「毎月の返済額10万円(年間返済額120万円)」の場合、返済負担率は「120万 円÷500万円×100=24%」となります。
    25%が無理なく返済できる基準と言われています。



    ■限界まで借りた場合の返済負担リスク
    借入最大額までローンを借りた場合のリスクについてご紹介します。
    限界まで借りた場合は返済負担リスクが多くなります。ここでは大きく2つのリスクについてご紹介します。

    ①万が一の事態への不安を感じやすくなる
    健康状態や雇用形態の変化など何かしらの理由で働くことが困難になった場合や、収入が少なくなってしまった場合に毎月のローン返済額が大きいと日々の生活にまで支障をきたす可能性があります。

    ②月々の返済額が多くなり、ゆとりが生まれにくくなる
    返済額を多くしてしまうと、旅行や食事などの娯楽に充てられるお金が少なくなってしまいます。住宅ローンを返済する事も大切ですが、自分たちのライフプランに合った暮らし も大切なので、どこまで住宅ローンを借りるかはご家族と相談し一緒に決めていくことが重要です。


    ■年収から借入額を決める際の考え方
    住宅ローンを組む際に額面 で計算するのはとても危険です。 額面は手取りとは違い保険料や税金等が引かれる前の金額のため、額面で住宅ローンを組んでしまうと実際に支払う際にローン返済ができないといった場合もあります。 そうならない為に手取りで計算し住宅ローンを組むことが重要となります。

  • 住宅ローンの借入額を決める際のポイント

    住宅ローンの借入額を決める際のポイント

    ■金利タイプの特徴を理解する
    金利タイプには3つの種類があります。
    ①全期間固定金利型
    ・借り入れたときの金利が全借入期間を通じて変わりません。
    ・借入期間中の返済額が確定しています。
    ②固定金利期間選択型
    ・「当初3年間○%」 など、一定期間に固定金利が適用されます。
    ・固定金利期間終了後は、変動金利型や、再度、固定金利選択型を選ぶことができます。
    ③変動金利型
    ・金融情勢の変化に伴い返済の 途中でも定期的に借入金利が変動します。
    ・見直し後の返済額は増えても従前の1.25倍以内というルールがあります。

    上記3点の特徴をしっかり調べ自分にあった金利タイプを選ぶことが大切になってきます。

    ■ 頭金は購入価格の20〜30%程度支払う
    頭金を購入価格の20〜30%程度支払う事で、住宅ローンの借入額を住宅購入価格の70~80%まで抑えることができるので、月々の支払い負担も軽減されます。
    また、建売住宅の頭金の平均額は270万円程とされています。
    出典:「2021年度 フラット35利用者調査」より

    ■返済期間は完済時の年齢を考慮に入れる
    住宅ローンでは、審査基準に「申し込み時の年齢は20~70歳、返済が終わるときの年齢は80歳未満」と定めている会社も多くあります。申し込み可能期間は長く、返済期間は短いのでローンを組む際は自分の年齢に合わせて注意が必要となります。

    【将来のライフプランに合わせた借入額を検討する】
    住宅ローンの借入を行う際には10年、20年先のライフプランを事前に考えておくと安心です。特に家族が増える場合、出産や子育てへの出費がかさみます。そのため、いつのタイミングでいくらくらいの費用が必要なのかを事前に把握した資金計画をしておくと安心です。住宅ローンの返済と大きな出費が重なり、生活が苦しくならないように自分自身の将来を見据えておきましょう。

  • まとめ

    まとめ

    ここまで住宅ローンについて説明してきましたがいかがでしょうか。
    沢山借りることが出来るから安心と思われる住宅ローンですが、実は危険も多く潜んでいるので、逆に自分を苦しめてしまう原因になりかねません。

    ハウスボカンでは担当者がライフプランに基づいたご予算のご提案もさせていただいております。無理のない範囲で充実した暮らしができるようお手伝いさせていただきます。住宅ローンや資金面のご相談のみならず物件探しでお困りの方も是非一度ご来店くださいませ。

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