あわせて読みたい

投稿日:2022年10月23日
中古物件の購入では、ローンが組みにくいという話を聞いたことはありませんか。
中古物件は新築物件と比べると、審査が通りづらいことや審査が通っても希望額の借り入れができないことがあります。
物件によっては住宅ローンが通らない可能性もあります。
そこで今回のコラムでは、中古住宅のローンについて解説します。
中古物件の購入をお考えの方は是非参考にしてみてください。
住宅ローンとは、マイホームを購入するために組むローンのことをいいます。
住宅ローンを借りる際、購入する物件を担保とする必要があります。担保にすることで万が一、借入をした人がローンの返済ができなくなった場合でも、その住宅を売却することで融資した金額を回収することが可能になります。この仕組みにより、貸し倒れのリスクを低減することができるので金融機関は多くのお金を貸し出すことができます。事前審査と本審査を受け、問題がなければ住宅ローンの利用が可能です。
金融機関によって異なりますが、主な審査項目はこちらになります。
新築・中古において審査項目に大きな違いはございません。
・健康状態
・借入時年齢、完済時年齢
・担保評価
・勤続年数
・年収
・連帯保証
・返済負担率
あわせて読みたい
家づくりにおける予算の考え方~住宅ローンに関する知識から物件探しのポイントまでご紹介!~
中古物件は、新築物件と比較すると資産価値に差があります。中古物件は、建物の価値が減少した状態で購入することになりますので、物件の担保価値が低くなります。
新築物件では主に返済能力が重視されますが、中古物件の場合は担保価値が重視されます。建物の価値は築年数が経過すればするほど下がっていくので、たとえ十分な収入があっても物件の担保評価額によっては希望額を住宅ローンで借り入れができない場合もあります。もし希望額の借り入れができない場合、頭金を増やすなどの対応が必要となります。
また、審査に関しても築年数や立地といった物件の価値を決める項目の審査がより詳しく行われるため、新築物件よりも審査に時間がかかることがあります。
中古物件だからといってローンが通らないといったことはありませんが、物件によっては制限がかかってしまう場合もございますのでお気を付けください。
■住宅ローン控除
築年数が20年以上経っている中古物件は、住宅ローン控除が受けられない可能性もあります。中古住宅が、住宅ローン控除を受ける条件として、次のことを満たす必要があります。
・新耐震基準に適合している住宅であること(昭和57年1月1日以降の住宅)
・所得金額 2,000万円以下
・返済期間 10年以上
・床面積 50㎡以上
■昭和56年以前に建てられた物件
昭和56年に建築基準法の改正が行われたため、それ以前に建てられた物件は現在の建築基準法に適合していない場合もあります。住宅ローン審査の規約においては、建築基準法及び法令に準拠していることが求められますので、昭和56年以前の物件は住宅ローンを組めない可能性があります。
今回は、中古物件のローンについてお話しました。
住宅ローンは、新築物件と中古物件の審査における重要なポイントが異なっており、中古物件では担保価値が特に重視されます。物件によってはローンに制限がかかることもあるので早めに審査を行うことをお勧めします。
また、中古物件の購入では、契約から引き渡しまでの期間が短いため事前に住宅ローンの知識を深めておくと安心です。
弊社では物件探しだけではなく、資金計画やローンについてのご相談も承っております。住宅ローン個別相談会も随時開催しておりますので、ご興味ございましたらお気軽にご参加くださいませ。
不動産購入の知識がついたら物件を探してみよう!会員登録すれば物件検索の幅がグッと広がります!
メリット1
会員限定物件の
閲覧
メリット2
新着物件を
メール配信
メリット3
プライスダウン
物件を配信
メリット4
キャンペーン・
お役立ち情報を
お届け
メリット5
お気に入り物件を
保存
メリット6
自動入力で
簡単問い合わせ