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延べ床面積とは?正しい計算方法と含まれる範囲・他面積との違い

投稿日:2022年09月11日

最終更新日:2026年05月09日

延べ床面積とは?正しい計算方法と含まれる範囲・他面積との違い

皆さん「延べ床面積」という言葉をご存じでしょうか?
物件探しの際によく目にするものの、「建築面積」や「敷地面積」との違いが分かりにくいと感じている方も多いかもしれません。

そこで今回は、延べ床面積の基本から計算方法、さらに価格や税金への影響までわかりやすく解説します。
マイホーム検討時に重要なポイントとなるため、ぜひ理解を深めておきましょう。

  • 延べ床面積とは

    延べ床面積とは

    延べ床面積とは、建物の各階の床面積を合計した面積のことを指し、建物全体の広さを示す指標のひとつです。
    例えば2階建ての住宅であれば、1階と2階それぞれの床面積を足し合わせたものが延べ床面積となり、マンションの場合は1つの住戸ではなく建物全体の床面積の合計を指すケースが一般的です。
    このように延べ床面積は、建物の規模や実際にどれくらいの居住空間を確保できてるかを判断するための目安として用いられます。

    延べ床面積の計算方法

    延べ床面積は、以下のように算出されます。

    延べ床面積 = 各階の床面積の合計
    また、法律上の上限は「容積率」によって決まります。
    延べ床面積の上限 = 敷地面積 × 容積率(%)

    例えば、敷地面積200㎡・容積率50%の場合、 延べ床面積は最大100㎡までとなります。
    なお、面積は「外壁または柱の中心線」で囲まれた部分を基準に計算されます。

  • 建築面積・敷地面積とは

    建築面積・敷地面積とは

    延べ床面積とあわせて理解しておきたいのが、「建築面積」と「敷地面積」です。
    それぞれ意味や役割が異なるため、違いを正しく把握しておくことで、物件選びや家づくりの判断がしやすくなります。

    ■建築面積
    建築面積とは、建物を真上から見たときの面積(水平投影面積)です。
    一般的には最も広い階(多くは1階)が基準になります。
    建築面積は「建ぺい率」の計算に使われる重要な数値です。

    【ポイント】
    ・バルコニーや庇は条件により含まれない
    ・1m以上張り出すと一部算入される
    ・屋根・柱・壁がある部分が対象



    ■敷地面積
    敷地面積とは、建物が建っている土地の面積のことです。
    こちらも真上から見た面積(水平投影面積)で算出されます。

    【注意点】
    ・セットバック部分は含まれない
    ・斜面地の場合、実測面積と異なる場合がある

    また、用途地域によっては「最低敷地面積」の制限が設けられている場合もあります。

  • 延床面積に含まれない部分

    延床面積に含まれない部分

    延べ床面積は建物の広さを示す指標ですが、すべての空間が必ずしも含まれるわけではありません。
    一定の条件を満たすことで延べ床面積に算入されない部分もあり、これらを上手く活用することで、実際の広さ以上にゆとりのある住まいを実現することができます。

    延床面積に含まれない代表的な項目


    ・バルコニー・ベランダ(外壁から2m以内)
    ・玄関ポーチ・庇(一定条件内)
    ・ロフト(高さ1.4m以下かつ床面積制限あり)
    ・外部階段(開放条件あり)
    ・吹き抜け
    ・出窓(条件あり)


    これらを上手く活用することで、延べ床面積を増やさずに開放感のある住まいを実現できます。



    延べ床面積が価格・税金に与える影響

    延べ床面積は、建築費や税金に大きく関係します。


    ■坪単価への影響
    一般的に建築費は「坪単価 × 延べ床面積」で計算されるため、延べ床面積が大きいほど総額は高くなります。

    ただし、面積が大きくなるほど坪単価自体は下がる傾向もあります。



    ■固定資産税・不動産取得税
    延べ床面積が広いほど、建物の評価額が上がり、税金も高くなる傾向があります。
    主に影響する税金は以下の通りです。

    ・固定資産税
    ・不動産取得税

    また、一定の面積までは軽減措置があるため、
    「広すぎず・狭すぎない設計」が重要になります。

  • 延べ床面積を減らす方法

    延べ床面積を減らす方法

    延べ床面積を抑えることは、建築コストや税負担を軽減することにもつながります。
    ただ単純に面積を小さくするのではなく、間取りや空間の使い方を工夫することで、快適性を保ちながら効率よく面積を最適化することが可能です。
    ここでは、延べ床面積を減らすための主な工夫をご紹介します。

    ■廊下を減らす
    廊下は移動のためのスペースであるため、広く確保しすぎると居住空間が圧迫されてしまいます。
    LDKを中心に各部屋へアクセスできる回遊動線を取り入れることで、無駄な廊下面積を減らしながら、暮らしやすい間取りを実現できます。



    ■部屋数を最適化する
    必要以上に個室を増やしてしまうと、その分だけ壁や通路が必要になり、延べ床面積も大きくなります。
    将来的なライフスタイルの変化も見据えながら、必要な部屋数を見極めることで、コンパクトでも使いやすい住まいづくりにつながります。



    ■収納計画を見直す
    収納をやみくもに増やすと、その分床面積も大きくなってしまいます。
    ファミリークローゼットをまとめて配置したり、壁面収納や階段下収納などを活用したりすることで、限られた空間でも効率的に収納量を確保できます。



    ■吹き抜けを取り入れる
    吹き抜けは床面積に含まれないため、延べ床面積を抑えながら開放感を演出できるのが魅力です。
    採光や風通しも確保しやすくなるため、コンパクトな住まいでも広がりを感じやすくなります。



    ■ロフトやスキップフロアを活用する
    一定条件を満たしたロフトは延べ床面積に算入されないため、収納や趣味スペースとして有効活用できます。
    また、スキップフロアを取り入れることで、空間を立体的に使いながらメリハリのある住まいを実現できます。



    まとめ


    今回は、延べ床面積の意味や計算方法、建築面積・敷地面積との違いについて解説しました。

    延べ床面積は、建物の広さや規模を把握するための重要な指標であり、建築費や税金にも大きく関わってきます。
    そのため、単純に「広ければ良い」というわけではなく、ライフスタイルや予算に合わせてバランスよく計画することが大切です。

    また、吹き抜けやロフトなど、延べ床面積に含まれない空間を上手く活用することで、面積を抑えながらも開放感のある住まいを実現することも可能です。
    理想の住まいづくりを進めるためにも、それぞれの面積の違いを正しく理解し、自分たちに合った住まいを検討していきましょう。

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