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すまぐちくん

最適な不動産売却のタイミングとは?

2022年05月01日

最適な不動産売却のタイミングとは?

不動産の売却をお考えの方にとって、できれば需要度の高いタイミングでスムーズに成約したいですよね。今回のコラムでは、中古戸建、中古マンションの売却の最適なタイミングを季節、築年数、ライフスタイルの変化の3つの観点からお伝えします。

  • 観点①季節

    観点①季節

    まず季節によって不動産市場の盛り上がりに違いが出てきます。特に不動産の取引が盛んになるのが、2、3月です。

    これは日本の学校、企業の多くが3月から4月が年度替わりにあたり、進学や転勤に合わせて引っ越しを検討する人が多いためと考えられます。
    またビジネスマンの転勤のある10月も狙い目になります。この場合前後含めた9月~11月も不動産取引が多くなります。

    そのため、これらの時期は特に不動産購入の需要が高まり、他の時期に比べて早いタイミングで売却できる可能性も高くなります。

  • 観点②築年数

    観点②築年数

    築年数によって最適な売却タイミングが異なります。こちらのグラフからわかるように中古戸建、中古マンションともに築5年未満よりも築6年~10年の物件が最も成約率が高く、その後築年数を重ねるとともに成約率が減少していることがわかります。

    一般的に5年未満の物件については、住宅設備の劣化などがほとんど起きておらず、新築物件と大差がないため、売却しやすい傾向があります。しかし、新築物件と比べると価格面であまり変わらない、もしくはそれ以上の価格であることから、高いと感じる買い手が多いです。

    築6年~10年の物件は、築5年未満の物件より古く思えてしますが、より安価で購入できる可能性が高く、人気があります。

    また築15年前後の物件については、まだ大きなリフォームも必要なく、出費を抑えて売却できる可能性があります。築10年未満より安く、お買い得感が高いことから、成約率も高くなっています。

    築20年を超えた物件についてはどうでしょう。一見厳しそうに思えますが、価格重視の購入者や新耐震基準で建てられた物件であれば需要はあり、売却できる可能性も十分あると言えます。ただ20年を超えると外壁や水回りなどに不具合が生じやすくなるため、修繕やリフォームの検討をお勧めします。


    ※新体制基準とは建築物の設計において適用される地震に耐えることのできる構造の基準で、1981(昭和56)年6月1日以降の建築確認において適用されている基準をいう。

    これに対して、その前日まで適用されていた基準を「旧耐震基準」という。新耐震基準は、震度6強~7程度の揺れでも倒壊しないような構造基準として設定されている。技術的には、地震力が加えられた場合の構造部材に生じる応力が許容応力以下であるだけでなく、一定以上の規模の建物については、靱性(粘り強さ)を確保することが求められる。また、建物強度のバランスも必要とされる。

    ※※出典(株)不動産流通研究所「R.E.words」
    ※※グラフ出典:公益財団法人 東日本不動産流通機構 築年数から見た首都圏の不動産流通市場


    弊社では不動産流通部門の他にリフォーム、リノベーション部門【KULABO】もございます。
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  • 観点③ライフスタイルの変化

    観点③ライフスタイルの変化

    最後にライフスタイルの変化による売却のタイミングについてお伝えします。

    大きく分けて、出産、子どもの独立、親の他界の三つのタイミングで売却される方が多くいらっしゃいます。

    ・出産
    出産を機に今までの二人暮らしをしていた家から子ども部屋のある、より広い家に買い替える方が多いです。子育てのしやすい環境や通学しやすい場所を選ぶことができるため、売却して住み替える最適なタイミングと言えます。また、出産時に売却することで、今後の住宅ローンや子供の教育費用などを含めた資金計画が立てやすくなります。

    ・子供の独立
    子どもの独立を機に今後の老後の生活を見据え、夫婦二人で生活していく家を求めて売却される方も増えてます。その際に、より都心に近く利便性の高い地域に住み替える方もいます。

    ・親の他界
    親が亡くなってしまい、親名義の不動産を相続した際に売却する場合があります。自分が相続すると確定した後、まず相続した不動産を自分の名義に変更する等手続きが必要になります。名義変更の為には相続登記を行う必要があり、遺言書や戸籍謄本等が必要になります。また遺言書がない場合には遺産分割協議をして相続を確定させるなど、親の不動産を売却する前には様々な手続きが必要になります。

  • まとめ

    まとめ

    今回は季節、築年数、ライフスタイルの変化の三つの観点から売却に最適なタイミングについてお伝しました。

    売却する理由は人それぞれ異なりますので、自分にとってどのタイミングが売却に適しているか慎重に検討する必要がございます。但し、売却の意思が固まっても、すぐに売れるわけではございません。

    一般的に売却をすると決めてから、実際に買主が決まり、売却完了に至るまで約3~6カ月程度掛かると言われております。
    大まかな売却完了までの流れとしては、
    ①売却相談(査定)②媒介契約を結ぶ③販売活動開始④売買契約の締結⑤物件引渡しがございます。

    ハウスボカンでは簡易的な机上査定から、売却完了に至るまでをトータルでサポートさせて頂きます!どのタイミングで売却すればよいか考えた時にご自身だけではわからないことも多いかと思いますので、是非一度ご相談下さいませ。お客様の状況に合わせてアドバイスさせて頂きます。

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