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すまぐちくん

快適に暮らせるマイホームの広さとは?以外と知らない住まいに必要な広さについて説明します!

2022年03月30日

快適に暮らせるマイホームの広さとは?以外と知らない住まいに必要な広さについて説明します!

マイホームを検討する際、価格と同じくらい重要視されるのが広さですよね。

人生の長い時間を過ごすことになるマイホームは、窮屈な環境にならないよう、快適な広さにしたいものです。

しかし具体的にどれくらいの広さが必要になるかわからない人も多いのではないでしょうか。

「とりあえずできるだけ広いところがいい」と希望している方もいると思います。

実際に、どの程度の広さが必要なのか?というのは多くの人が頭を悩ませるポイントになります。

そこで今回は様々な数値をもとに、建物や土地にはどれくらいの広さが必要なのかを説明します。
是非今後の検討の参考にしてみてください。

  • 家の広さ(延べ床面積)の平均と基準

    家の広さ(延べ床面積)の平均と基準

    はじめに、延べ床面積の平均と国が定める基準をもとに、どの程度家の広さが必要か見ていきましょう。

    ○家の平均坪数
    まずは実際に物件を購入した人がどの程度の広さの物件に住んでいるかをお伝えいたします。

    【平均住宅面積】
    住宅金融支援機構が2020年に発表している「フラット35利用者調査」では、以下の結果が報告されています。
    ・注文住宅124.4㎡(約37.7坪)
    ・中古戸建113.2㎡(約34.3坪)
    ・建売住宅101.1㎡(約30.6坪)
    ※フラット35を利用された方のデータになります。

    このように平均で見ると大体の家の広さは34坪前後であることがわかります。


    ○家の広さの基準
    次に無理なく住める家の広さについて、国が定める「誘導居住面積水準」をもとに説明します。

    【誘導居住面積水準】
    「誘導居住面積水準」とは、世帯数に応じて豊かな生活を実現することを前提として多様なライフスタイルに対応するために必要と考えられる住宅の面積に関する水準です。
    都市部以外の一般地域における戸建て住宅居住を想定した「一般型誘導居住面積水準」と、都心部やその周辺におけるマンションを想定した「都市居住型誘導居住面積水準」に分けられています。

    「誘導居住面積水準」は以下の計算方法で算出が可能です。

    ①一般型誘導居住面積水準
    [単身者]55㎡
    [2人以上の世帯]25㎡×世帯人数+25㎡

    ②都市居住型誘導居住面積水準
    [単身者]40㎡
    [2人以上の世帯]20㎡×世帯人数+15㎡

    ※子供は、3歳未満0.25人、3歳以上6歳未満0.5人、6歳以上10歳未満0.75人として計算します。

    これらの水準に基づいて、必要となる広さについて考えてみましょう。

    【一戸建ての場合】
    ・3人家族
    25㎡×3人+25㎡=100㎡(約30.25坪)
    ・4人家族
    25㎡×4人+25㎡=125㎡(約37.88坪)

    だいたい3〜4人世帯の場合、戸建は30坪から40坪ほどの広さが確保できると多様なライフスタイルに対応できる住まいとなります。


    これらの平均と基準を見ると35坪前後が一般的な家の広さと言えます。
    次に坪数と間取りの関係についてお話しします。

  • 延床面積に応じた間取り

    延床面積に応じた間取り

    間取りに関して「居室が多い方がいい」「リビングは広めがいい」などの希望がある人もいるかと思います。

    そこで建坪に応じてどのような間取りができるのかを簡単にお伝えします。

    まずは基本的な広さを表す単位について説明します。

    【単位】
    ◇㎡(平米)
    1㎡は1辺が1mの正方形となります。つまり100㎡では縦10m×横10mの大きさとなります。

    ◇坪
    1坪は約3.31㎡となります。
    しかし、この坪表記は計量法によって建物の取引や証明において禁止されています。そのため、正式な取引の場では、㎡(平方メートル)単位を使う事となっています。

    ◇畳
    1畳は畳1枚分を指しますが、地域によって大きさに違いがあります。
    そこで「不動産の表示に関する公正競争規約(表示規約)」では1畳=1.62㎡以上と定められています。

    【早見表】
    ▫︎6畳 … 9.72㎡ … 約3坪
    ▫︎8畳 … 12.96㎡ … 約4坪
    ▫︎10畳 … 16.20㎡ … 約5坪
    ▫︎12畳 … 19.44㎡ … 約6坪
    ▫︎18畳 … 29.16㎡ … 約9坪
    ▫︎20畳 … 32.40㎡ … 約10坪

    ここから考えると、20坪あれば6畳の居室3つと20畳のLDKができてしまいそうですよね。しかし、これに加え玄関や廊下、洗面所のスペースなども必要になります。
    どのような間取りにするかにもよりますが、居室とLDKのスペースは全体の5〜6割程度と考えておくといいかもしれません。
    つまり6畳の居室と20畳のLDKがある3LDKを作ろうと思うと、約33坪〜40坪程度必要になる可能性があるということです。


    また一般的な家の広さは35坪前後とお伝えしましたが、工夫次第では35坪でも4LDKの間取りにすることは可能です。

    これだけの部屋数があれば家族がそれぞれ自分だけの空間を確保することができるでしょう。

    しかし限られた坪数の中で部屋数を増やすためには、その分別の部屋を小さくしなければなりません。そのためリビングや寝室が狭くなり、圧迫感のある家になる可能性があるので注意が必要です。

  • 土地に必要な広さ

    土地に必要な広さ

    これまで延べ床面積の坪数について説明してきました。
    最後に必要な土地の広さを説明します。

    当たり前のことですが、建物と同じ土地の広さでは、庭もなく駐車もできません。
    建物よりも広い坪数が必要になります。

    そこで庭や駐車場に必要な坪数をご紹介します。

    【庭】
    家族がバーベキューや外遊びを楽しむのに理想的な広さは3坪(約10㎡)以上といわれています。
    ガーデニングや家庭菜園の場合は1坪程度あれば十分に始められるでしょう。

    【駐車場】
    駐車場に必要な広さは車の大きさや台数によってかなり異なります。
    また車を停めるだけでなく、ドアの開閉スペースや人が通るためのスペースも必要になります。
    それぞれの目安のスペースは下記の通りです。

    [駐車スペースの目安]
    軽自動車:横2.0m×縦4.0m(8㎡:2.42坪)
    中型車 :横2.3m×縦5.0m(11.5㎡:約3.5坪)
    大型車 :横2.5m×縦6.0m(15㎡:約4.5坪)

    [ドアの開閉スペース]
    複数の車で並列駐車する場合は、車と車の間と、車の両端に60cmのスペースを確保します。
    駐車スペースの横幅は、
    【両端のスペース(60×2)+車と車の間のスペース+車の幅(台数分)】
    を計算した寸法が必要にです。

    庭と駐車場が必要な場合、上記で説明した程度の広さが必要です。
    これに建物を加えた広さが土地に必要な広さとなります。
    また家の広さで説明してきた延床面積というのは、2階建ての場合1階と2階の床面積を足したものになるため、土地の広さを計算する際は注意が必要です。

  • まとめ

    今回、マイホームを検討するにあたり建物や土地はどの程度の広さを必要とするのかについてご紹介いたしました。
    ご希望の広さについて少しイメージできたかと思います。

    しかし、大体この程度欲しいと頭で思っていても、実際に見てみると意外と狭く感じたり、反対に広く感じることもあります。
    建物の構造や間取りによっても感じ方は異なるため、一概にこの広さがいいとは言えません。

    また建ぺい率やその他条件によっては建物を建てられる範囲が限られる場合もあります。
    どの広さでどのような家が建てられるのかを自分で判断するのは難しいでしょう。

    弊社では土地のご紹介から建築条件の説明、ハウスメーカーの紹介など幅広く対応しております。

    理想のマイホームを手に入れていただくお手伝いをさせていただきますので、ご興味ございましたら是非一度ご来店くださいませ。

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