2023年09月22日
転勤や離婚、相続など様々な理由により、住まいを手放さなければならなくなることがあります。どのような理由であっても、早く売れた方がやっぱりいいですよね。今回はどのような物件が早い段階で売り手が見つかりやすいのかご紹介していきます。
①きれいに保たれている
建物の第一印象は大切です。多くの方が中古物件を購入する際、事前に内覧をしてから購入します。内覧時に汚れやキズが目立つ状態だと、せっかく建物の構造体や保証が残っていても印象が悪くなってしまい選択肢から外れてしまうこともあります。目立つ汚れやキズは綺麗にしておいたほうが購入を検討する方にとってはプラスの印象を与えることができます。
②築浅物件
例えば、築30年と築1年の家なら、後者の方が建材や設備が新しく故障や不具合の心配も少ないですし、何より家自体がきれいです。また、間取りや外観にも流行があり、新しい物件の方がより多くの人の目に留まりやすいです。また、住宅の購入で重要になってくるのが保証の有無です。保証が残っていると、住まいに関する不具合が発生した際に住宅会社の負担で補修工事をすることが可能になります。2000年4月以降に施工された住宅はすべて、構造躯体に10年の保証が義務付けられていますが、この保証が切れていると、万が一不具合が発生した際にお客様負担での補修工事になってしまいます。
③施工会社について
2000年4月以降に施工した住宅は必ず10年の保証がついていますが、大手ハウスメーカーは60年長期保証など10年をはるかに超えた保証期間を設定しています。日本の住宅の建て替えサイクルはこれまで30年が平均とされていましたが、日本人の長寿命化に対しハウスメーカーも30年以上安心して住み続けされるよう保証期間を拡大してきました。現在、多くのハウスメーカーが60年保証を設定しており、そのような施工会社の物件を購入したほうが古物件でも安心して住み続けることができます。また、年間数百件～数千件の施工をしており、職人の経験値が多いのも特徴です。経験豊富な職人によって作られた物件という安心感を与えられるのも大きな強みだと考えられます。
では、なかなか売れない物件とはどのような特徴なのでしょうか。
①立地が悪い
「流行の間取りで」、「大手ハウスメーカーが施工し」、「保証期間も十分になる物件」でも、近辺に食料品店やドラッグストアなどの生活用品店が無く、学校や保育園までの距離がある立地だと買い手が見つからないことも多々あります。特に若い子育て世帯だと、日用品が身近にない場所というのは選択肢にすら入らないこともあります。
②ハザードマップにひっかかる
ハザードマップとは、災害が発生した時にどこにどのような危険があるのか、また、どこに避難すればいいのかを地図にまとめたものを指します。多くの方が住宅ローンを組み、団体信用生命保険に加入して住宅を購入します。しかし、せっかく購入した住宅が災害により住めなくなってしまっては元も子もありません。そのため昨今では、災害発生時～災害発生後も安心して日常生活を送ることができるのか、購入する物件とハザードマップを照らし合わせる方も多くいます。日常生活の利便性に優れている立地でも、安心という観点から敬遠されることも考えられます。
③劣化の著しい物件
設備や内装（クロスやフローリングなど）の劣化が著しい物件を購入した場合、住めるように修復するのは買主様の負担になります。せっかく予算内で物件を購入できても、改装費用などが追加されてしまうと予算オーバーになりかねません。早く売りたい場合、劣化している設備や内装はリフォームしたほうが早く売れると考えられます。
売れやすい物件、売れにくい物件についてご説明させていただきました。しかし、売れやすい物件の特徴を兼ね備えていてもなかなか買い手が見つからないことも多々あります。そこで大事なのは不動産会社選びです。ハウスボカンは毎月500組以上の購入検討者様からお問い合わせをいただくため、スピーディーな売却に自信があります。「仲介」「買い取り」「買い取り保証付き仲介」など様々な売却プランをお客様に合わせてご提案させていただきます。
他社で媒介契約を結んでいるが、なかなか売却が成立しないという方は是非一度お問い合わせください。お客様のご要望をくみ取った最適な売却プランをご提案させていただきます。
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