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すまぐちくん

オール電化とガスどっちがいいの?

2020年06月01日

オール電化とガスどっちがいいの?

近年人気を集め、マイホームに多く採用されるようになったオール電化。実際に導入しようかどうか迷われている方も多いのではないでしょうか。「ガスに比べ安全」「光熱費の節約になる」と聞き、魅力を感じている方もいるかと思いますが、安易に決めてしまうと入居してから後悔してしまうケースもあります。
オール電化のメリット・デメリットを把握し、自分の暮らしに合っているかどうかを判断する参考にしてみてください。

  • オール電化について

    オール電化について

    オール電化とは、調理や空調、給油など、生活に必要なエネルギーを電気によってまかなうシステムです。
    まずは、オール電化住宅の設備をご紹介します。

    ■キッチン
    調理器はガスではなく、「IHクッキングヒーター」が使われてます。

    ■給湯
    ガスでお湯を沸かすのではなく、安い深夜電力を使ってお湯を沸かし
    日中に沸かしたお湯を使えるように貯めておく「エコキュート」や「電気温水器」などがあります。

    ■暖房
    ガスや灯油を使用するストーブではなく、電気ストーブ、床暖房、エアコン、蓄熱式電気暖房器を使用します。
    オール電化住宅の床暖房では、電気ヒーター式のものと、ヒートポンプで温めた温水を使うヒートポンプ式があります。

    オール電化と言えばIHクッキングヒーターのことを思い浮かべる方もいらっしゃると思いますが、キッチンだけでなく、お風呂や床暖房にも関係してきます。
    それではオール電化のメリットを確認していきましょう。


    【オール電化のメリット】
    ①光熱費の基本料金を抑えられる
    一般的な住宅であれば、電気代以外にもガス代の使用量もかかり、どれだけ節約してもそれぞれの基本料金を支払う必要があります。
    オール電化の場合、電気代の基本料金のみになりますので、上手に使うことで光熱費を安く抑えられる可能性があります。

    ②安全性が高い
    オール電化住宅のキッチンには、IHヒーターが設置されます。
    IH調理器は火が出ないため、火災のリスクを抑えることができ、小さなお子様がいるご家庭でも安心できます。
    また、ガス漏れや不完全燃焼による一酸化中毒等の事故の心配もいりません。

    ③調理器具の掃除が簡単
    IH調理器では、バーナー部や五徳部がなく、天板が平らなので清掃が非常に簡単です。毎日料理をする方でも、簡単に掃除ができるのでキッチンを清潔に保てます。

    ④災害時に強い
    自然災害の多い日本では、地震や台風で被災した際にライフラインが止まってしまうことがあります。
    ライフラインが止まってしまった際に、一番早く復旧するのはガス、水道、電気のなかでどれでしょうか。答えは電気です。実際、東北大震災では被災から4日で90%程の電気が復旧していたのに対して、ガスの復旧には34日かかったと言われています。
    浸水や倒壊などの影響がなく、オール電化の住宅であれば、早めに復旧する可能性が高いのです。
    また、オール電化の場合、エコキュートや電気温水器の中に貯水タンクがあるので、その水を災害時の生活用水に利用することもできます。※飲み水ではないです。

  • オール電化のデメリット

    オール電化のデメリット

    オール電化と聞くと、安全性も高いし、ガス代がかからないしお得なのではないかと考える方も多いのではないでしょうか。
    しかしながら、オール電化だからといっていい点ばかりではありません。オール電化の導入は、デメリットも踏まえたうえで検討しましょう。

    【オール電化のデメリット】
    ①初期費用は高め
    オール電化を導入費用はガス器具に比べ高額になりがちです。
    また、初期費用だけではなく、修理費用や買替え費用なども必要になってくることも忘れないようにしましょう。

    ②停電時には何もできない
    オール電化住宅では、電気で機器を動かしているため、停電時には住宅内の電化製品は一切機能しなくなります。
    もしもの時を考えて、電気が使えなくなった時に、一時的に代わりに使えるものを用意しておく必要があるでしょう。
    ガスと電気を併用している住宅では、停電の際でもガスは使うことが出来ます。

    ③エコキュートの設置場所が必要
    エコキュートは、お湯をためておく貯湯タンクの設置が必要です。
    そのため、貯湯タンクの設置スペースを用意しなくてはなりません。
    マンションやアパートなどでは、設置するスペースが限られており、設置できない可能性もあります。
    また、エコキュートはお湯を沸かす際に機械音を発生させます。そのため、隣人と騒音トラブルになってしまうケースもあるようです。

    ④直火調理ができない・調理器具に制限も
    IHクッキングヒーターではガスを使用しないため、直火調理ができず、直火調理にこだわりがある方には不向きと言えます。
    また、IHクッキングヒーターで使える調理器具にも限りがあり、お持ちでない場合は買替が必要となります。

  • オール電化のメリットを活かすためには?

    オール電化のメリットを活かすためには?

    上記では、オール電化のメリット・デメリットを挙げましたが、
    オール電化を導入するには、メリットを活かしながらお得に利用していきたいですね。
    最後にデメリットを避けながら、オール電化を上手に使っていくポイントをお伝えします。

    ①電気プランを上手に活用
    オール電化の電気料金プランは昼間の電気使用分が高くなる傾向があります。そこで、昼間はできるだけ電気を使わず、電気料金の安い夜間に家電を使うと節約効果があがります。タイマーがついている炊飯器や食洗器、洗濯機などがありましたら、できるだけ夜間料金のうちに済ませておくと良いでしょう。

    ②お風呂の使い方
    お風呂の追い焚きは、タンク内の熱を利用して温め直します。追い焚きを行うことで、タンク内の熱が冷めてしまい、再度タンクを温めるための電気代がかかります。お風呂を温め直したいということであれば、高温足し湯モードにすることをおすすめします。

    ④プランの見直しをする
    オール電化を導入する場合は、定期的にプランを見直すことで節約に繋がります。家族の生活スタイルや、家族構成の変更、家にいる時間が前より増えた、減ったなど、生活に変化が生じた場合には、その都度プランの見直しを行いましょう。
    また、プランの変更だけではなく、電力会社によっても金額は変動してくるので各電力会社で比較して、お得になる方を選びましょう。

  • まとめ

    まとめ

    今回は、オール電化のメリットデメリットについてご紹介しました。
    オール電化を選択しても、ガスを選択してもメリット・デメリットはあるものです。
    メリットデメリットを参考に、ご家庭の家族構成やライフスタイルに合わせてしっかりと検討しましょう。

    また、当社ではオール電化の物件も、そうでない物件も多数取り扱っております。ご来店いただけましたら不動産アドバイザーよりお客様のご希望に合った物件をご紹介させていただきますので、是非一度ご相談くださいませ。

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