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投稿日:2026年07月11日
最終更新日:2026年07月05日
「そろそろマイホームが欲しいな」と考え始めたとき、多くの人が期待とともに「何から始めればいいのだろう?」という大きな不安を感じるのではないでしょうか。
マイホーム購入は、人生で最も大きな買い物の一つであり、専門的な知識も多く必要になるため、戸惑うのは当然です。しかし、正しい手順とポイントさえ押さえれば、誰でも理想の住まいを実現することは可能です。
この記事では、マイホーム購入を検討し始めたばかりの初心者の方に向けて、購入までの全体の流れや必要な費用、後悔しないための注意点まで、分かりやすく解説していきます。
マイホーム購入を決意しても、いきなり不動産会社に駆け込むのは得策ではありません。まずは自分たちの理想を固め、現実的な計画を立てるための準備が必要です。最初のステップとして、以下の3つのことから始めてみましょう。
最初にすべきことは、新しい家で「どんな暮らしがしたいか」を家族で具体的に話し合うことです。間取りやデザインだけでなく、ライフスタイル全体を想像することが重要になります。
「子供がのびのび遊べる庭が欲しい」
「通勤時間を短くしたい」
「休日は家族でバーベキューがしたい」
など、具体的なイメージを膨らませることで、エリアや物件の種類、必要な広さといった条件が自然と見えてきます。この段階で家族の希望をリストアップしておくと、後の物件探しがスムーズに進みます。
理想の暮らしを思い描くと同時に、お金のことも考え始めなければなりません。現時点での世帯年収や貯蓄額から、無理なく購入できる物件価格はどのくらいかを大まかに把握しましょう。一般的に、住宅ローンの年間返済額は年収の20%~25%が目安とされています。金融機関のウェブサイトにあるシミュレーターを使えば、簡単に借入可能額の目安を知ることができます。
年収600万円の場合:
年間120万円~150万円、月々10万円~12.5万円の返済が無理のない範囲
理想の暮らしと予算感が掴めたら、本格的な情報収集を開始します。不動産情報サイトや住宅雑誌を眺めて、希望エリアの物件相場を調べたり、様々な物件の種類(新築・中古、戸建て・マンション)の特徴を学んだりしましょう。この段階ではまだ物件を一つに絞る必要はありません。たくさんの情報に触れることで、自分たちの希望条件に優先順位をつけられるようになり、見るべきポイントが明確になっていきます。
いち早く最新情報をチェックしたい方には、不動産会社の会員登録をすることもおすすめです。ハウスボカンでは、会員様向けに公開中の物件情報の紹介をするほか、ご希望条件に合った物件情報や新着物件をスピーディーにお届けしています。気になるエリアや予算に合った情報を効率よく収集できるため、物件探しの第一歩としてご活用してみて下さい。
マイホーム購入は、情報収集から入居まで、多くの手続きを踏む必要があります。全体像を把握しておくことで、今どの段階にいて、次に何をすべきかが分かり、安心して進めることができます。ここでは、購入のプロセスを8つのステップに分けて解説します。
【全体の流れ】
①予算・資金計画を具体的に立てる
②物件を探し、情報収集する
③物件を見学(内覧)する
④購入の申し込みと売買契約
⑤住宅ローンの本審査と契約
⑥物件の引き渡しと登記
⑦引越し・入居
⑧入居後の手続き
最初のステップで把握した大まかな予算を、より具体的にしていきます。物件価格以外にかかる諸費用(税金、手数料など)も考慮に入れ、自己資金(頭金)をいくら用意するかを決めます。ファイナンシャルプランナーなどに相談し、将来のライフプラン(教育費や老後資金など)も見据えた長期的な資金計画を立てることが、後悔しないための重要なポイントです。
具体的な資金計画が固まったら、不動産会社に相談したり、物件情報サイトを活用したりして、本格的に物件を探します。希望条件を伝えて物件を紹介してもらうほか、オープンハウスやモデルルームに足を運ぶのも良いでしょう。複数の物件を比較検討することで、相場観が養われ、理想の物件に出会いやすくなります。
気になる物件が見つかったら、必ず現地へ見学(内覧)に行きましょう。図面や写真だけでは分からない、日当たりや風通し、周辺の騒音、実際の部屋の広さなどを五感で確かめることが大切です。また、平日と休日、昼と夜で周辺環境の雰囲気が異なる場合もあるため、時間を変えて何度か訪れることをおすすめします。駅までの道のりを実際に歩いてみるのも重要です。
購入したい物件が決まったら、売主に対して「購入申込書」を提出します。価格交渉などを行い、条件がまとまれば、重要事項説明を受けた上で「売買契約」を締結します。この際、手付金を支払うのが一般的です。契約書には専門的な内容が多く記載されているため、不明な点は必ず質問し、納得した上で署名・捺印するようにしましょう。
売買契約と前後して、住宅ローンの本審査を申し込みます。事前審査に通っていても、本審査で否決されるケースもあるため注意が必要です。無事に本審査の承認が下りたら、金融機関と住宅ローンの契約(金銭消費貸借契約)を結びます。
住宅ローンの契約後、融資が実行され、物件の残代金や諸費用を支払います。支払いと同時に、物件の鍵が渡され、所有権が買主に移ります。この所有権を法的に証明するために、法務局に所有権移転登記を申請します。通常は司法書士に依頼して手続きを進めます。
物件の引き渡しが完了すれば、いよいよ引越しです。複数の引越し業者から見積もりを取り、計画的に準備を進めましょう。電気・ガス・水道などのライフラインの移転手続きや、役所への転出・転入届の提出も忘れずに行います。
新生活がスタートした後にも、いくつかの手続きが必要です。代表的なものが、住宅ローン控除を受けるための確定申告です。購入した翌年の申告期間内に行うことで、所得税の還付が受けられます。会社員の場合、2年目以降は年末調整で手続きが完了します。

マイホーム購入には、物件そのものの価格以外にも様々な費用がかかります。全体でどれくらいのお金が必要になるのかを正しく理解しておくことが、無理のない資金計画の第一歩です。
物件購入時に現金で支払う必要があるのが「諸費用」です。これには、税金(印紙税、登録免許税、不動産取得税)、ローン関連費用(保証料、事務手数料)、不動産会社に支払う仲介手数料、火災保険料などが含まれます。諸費用の目安は、新築物件で物件価格の3~7%、中古物件で6~10%程度とされています。
3,000万円の物件の場合:
90万円から300万円程度の諸費用が現金で必要になる計算
頭金とは、物件価格のうち、住宅ローンを組まずに自己資金で支払うお金のことです。頭金を多く入れるほど、借入額が減り、月々の返済負担や総支払利息を軽減できます。一昔前は物件価格の2割が目安とされていましたが、最近は低金利の影響で頭金なしのフルローンを組む人も増えています。ただし、手元の現金をすべて頭金に充ててしまうと、急な出費に対応できなくなるため、諸費用や引越し費用、半年分程度の生活費は手元に残しておくようにしましょう。
新住宅ローンの借入額は、「借りられる額」ではなく「無理なく返せる額」で考えることが非常に重要です。金融機関が提示する借入可能額の上限まで借りてしまうと、将来の収入減や支出増に対応できず、家計が破綻するリスクがあります。現在の家賃を基準にするのではなく、固定資産税や将来の修繕費といった持ち家ならではの維持費も考慮に入れた上で、長期的に安定して返済できる金額を設定しましょう。

マイホームには、大きく分けて「新築」と「中古」、そして「一戸建て」と「マンション」という選択肢があります。それぞれのメリット・デメリットを理解し、自分たちのライフスタイルや価値観に合ったものを選ぶことが大切です。
・最新の設備が整っている
・使用していないきれいな状態で入居できる
・中古に比べて購入費用が高くなる傾向がある
・エリアや条件によっては選択肢が少ない
・完成前契約の場合、実物を確認できないことがある
・新築に比べて購入価格を抑えやすい
・実際の建物や日当たり、周辺環境を確認してから購入できる
・物件の選択肢が多く、希望条件に合う物件を見つけやすい
・税金の優遇措置や品質保証が手厚い
・築年数によって設備の老朽化が見られる場合がある
・状態によっては修繕やリフォーム費用が必要になる
・住宅ローン控除などの税制優遇は新築に比べて条件が厳しい場合がある
・見えない部分(配管・構造など)の劣化リスクがある
・間取りやリフォームの自由度が高い
・管理費や修繕積立金が不要(自己管理)
・土地が資産として残る
・庭付きなどライフスタイルの幅が広がる
・建物の修繕や維持管理をすべて自己負担で行う必要がある
・セキュリティ面は自己対策が必要になる場合がある
・駅近など好立地の物件は比較的少ない
・オートロックなどセキュリティ性が高い
・駅近など利便性の高い立地に多い
・共用部分の管理を管理会社に任せられるため負担が少ない
・修繕計画が立てられており建物管理が安定している
・管理費・修繕積立金などの毎月の固定費がかかる
・リフォームや間取り変更に制限がある場合がある
・専有部分以外は自由に変更できない
後悔の原因で最も多いのが、お金に関する問題です。住宅ローンの返済が家計を圧迫し、生活に余裕がなくなってしまっては本末転倒です。購入時のことだけでなく、子供の教育費、車の買い替え、老後資金など、将来のライフイベントも見据えた上で、余裕のある資金計画を立てましょう。「返済比率」を手取り収入の20%以内に抑えるなど、自分たちなりのルールを決めておくと安心です。
間取りや設備はリフォームで変えられますが、立地や周辺環境は変えることができません。スーパーや病院、学校などの生活利便施設への距離はもちろん、騒音や匂い、治安、近隣住民との関係なども重要なチェックポイントです。内覧時には、物件の中だけでなく、周辺を自分の足で歩いてみることが大切です。時間帯や曜日を変えて何度か訪れ、その土地の雰囲気を肌で感じましょう。
売買契約書や住宅ローン契約書には、専門用語や細かい規定が多数記載されています。内容を十分に理解しないまま署名・捺印してしまうと、後で「知らなかった」では済まされないトラブルに発展する可能性があります。少しでも疑問に思う点があれば、遠慮せずに担当者に質問し、納得できるまで説明を求めましょう。重要な契約の場では、冷静な判断を心がけることが大切です。
不動産会社やハウスメーカーは、物件探しのプロフェッショナルです。希望条件を伝えれば、豊富な情報の中から自分たちに合った物件を紹介してくれます。物件見学の手配から、価格交渉、契約手続きまで、購入プロセス全体をサポートしてくれる頼れるパートナーです。複数の会社と話してみて、信頼できる担当者を見つけることが成功のカギとなります。
お金の専門家であるファイナンシャルプランナー(FP)は、中立的な立場から資金計画のアドバイスをしてくれます。住宅ローンの選び方や繰り上げ返済の計画、保険の見直しなど、家計全体のバランスを見て、最適なプランを提案してくれます。不動産会社に相談する前に、一度FPに相談して自分たちの予算を客観的に把握しておくのもおすすめです。
ハウスボカンには、FPの資格を持ったスタッフが多数在籍しています。物件探しから資金相談まで一括でご相談可能です。
マイホーム購入は、決して簡単な道のりではありませんが、一つひとつのステップを丁寧に進めていけば、必ず理想の住まいにたどり着けます。まずは家族で理想の暮らしを語り合うことから始め、無理のない資金計画を立て、たくさんの情報を集めることが大切です。この記事で紹介した流れとポイントを参考に、後悔のないマイホーム購入の第一歩を踏み出してください。
ハウスボカンでは、物件探しはもちろん、住宅ローンや資金計画、中古住宅のリフォーム・リノベーションまでトータルでサポートしています。
「まずは話を聞いてみたい」「自分たちの予算で買えるか知りたい」という段階でもお気軽にご相談ください。
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